C919の座席数は150以上で、標準航続距離は4075キロ。報道によると、アップグレード済みのエアバスA320、新型ボーイング737と競争することになる。エアバスA320とボーイング737は現在、市場を独占している。中国の新型機への需要が拡大することを考え、エアバスもボーイングも中国に工場を設立している。
エアバス中国法人は年初、中国の事業者に153機を交付したと発表した。100機を超えるのは7年連続。ボーイングは最近、中国が今後20年間で6810機の新型機を必要とし、1兆ドルの支出が生じると見積もった。昨年末時点で21社が、C919を500機以上予約している。COMACは2000機の販売を見込んでいる。
中国初の国産リージョナルジェット機「ARJ21」が、昨年6月に就航した。
独デア・シュピーゲル誌(電子版)は25日、次のように伝えた。
中国の財団が2010年より、エアバスA320、ボーイング737と競争を展開できる大型機の開発を開始した。この双発機は現在、初のテスト飛行に通じる道の、重要な障害を取り除いた。