在ロサンゼルス中国総領事館の関係者は、中国新聞社の記者に対して「ロサンゼルスの中国企業は多元化しており、大型国有企業があれば民間企業もあり、製造業があればハイテク産業もある。中国商飛と比亜迪は代表的な2社で、中米ハイテク研究開発及び製造業の協力分野で、喜ばしい一歩を踏み出している」と指摘した。
中国民間機産業の中心企業、中堅国有企業として2008年に誕生した中国商用飛機有限責任公司は2010年、ロサンゼルスに海外初の事務所を設立し、2013年に海外初の全額出資子会社を設立した。これは同社のグローバル化戦略の重要な措置とされた。民間機及び未来のビジネス機の技術開発を促し、中米両国の航空産業の協力に見本を示した。
「中国民間企業トップ500社」、1995年創業の比亜迪は2011年に、ロサンゼルスに北米本部を設立した。北米市場進出当初、同社は現地に適応できなかった。米国の法律とビジネス環境への理解を含めると、徐々に根を下ろしていった。EVバス市場を切り拓き、さらに現地で雇用機会を創出し、現地政府と人々から好評を博した。
カリフォルニア州下院議長は「中国の経済発展の成果は印象的だ。カリフォルニア州と中国の互恵協力をさらに掘り下げ、相互理解を促進していきたい」と発言した。カリフォルニア州のブラウン知事も「カリフォルニア州は近年、中国との協力を拡大し、現地の経済・社会の発展を促進した。双方は共に努力し、実務的な協力の新たな進展を実現していくべきだ」と話した。