中国自動車工業協会が11日に発表したデータによると、中国の3月の自動車販売台数は増加率が低下し、前年同月より4.8ポイント低下の4%増で254万3000台に達した。うち新エネ車は補助対象の拡大による影響を受け、販売台数の増加率が前年同月比35.6%増と安定した。
データによると、3月の自動車生産台数は前月比20.6%増、前年同月比3%増(増加率は前年同月比7.2ポイント低下)の260万4000台、販売台数は前月比31.1%増、前年同月比4%増(4.8ポイント低下)の254万3000台。うち乗用車の生産台数は前年同月比1.8%増(自動車全体の生産台数の増加率を1.3ポイント下回る)、販売台数は1.7%増の209万6000台(2.3ポイント下回る)。しかし商用車は高い成長率を示し、生産台数は前月比33.3%増、前年同月比10.2%増の41万6000台、販売台数は前月比45.7%増、前年同月比16.2%増の44万7000台。新エネ車の3月の生産台数は前年同月比30.9%増の3万3015台、販売台数は35.6%増の3万1120台。
中国工業・情報化部は第3期となる新エネ車普及応用入選リストを発表し、87社の634車種が含まれた。中国工業・情報化部は今年すでに第1−3期の同リストを発表し、105社の1020車種が含まれている。これはすでに前年同期の入選車種に相当する数量となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月12日