プロジェクトの実施過程で同社は一貫して、民族ブランドの創出を重視し、鋼管や鋼板、ポンプ、バルブなどの建材や設備はすべて国内サプライヤーから調達するなど、「中国製造」のブランド化に努めてきた。自社の価値を高めるとともに、中国資本企業の海外進出を支援し、相互利益をも実現してきた。
「中国製品は実に素晴らしい!」――同社製のフィルターをみたプーマ・エナジーの関係者からは称賛の声が上がった。中国企業が丹精込めて製造した製品の品質の高さは相手企業を唸らせるほどだったという。こうして、中国企業の製造した鋼材や管材、溶接材料、ポンプ、バルブ、エアーコンプレッサー、油水分離機などを大量導入が認められ、優れたブランドと信頼性の高さで、同社はアンゴラで徐々に知名度を上げていった。
地元の華字メディアは、中央企業10社がアンゴラでプロジェクトを受注したと報じたが、このうち同社が落札したプロジェクトは4件、総額受注額は8147万ドルに上り、その後も徐々に実績を重ね、この3年間で受注額は6億ドルを上回るまでになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月17日