従業員が天合光能ベトナムの太陽エネルギー電池モジュール工場で作業する様子
「一帯一路」建設とベトナム「両廊一圏(ベトナムと中国2都市を結ぶ2つの経済圏)」計画が結びつきを強めるのに伴い、ベトナム・バクザン省は発展モデルが変わり、太陽光発電産業が農業を中心とする現地の新たな成長エンジンとなりつつあるだけでなく、「一帯一路」と「両廊一圏」をめぐる協力の注目地域となった。
中国の太陽光企業、天合光能控股は今年1月にバクザン省の雲中工業パークで、太陽電池モジュール工場の開業セレモニーを開き、セル総生産能力1GWに上るベトナム最大の電池メーカーとなった。天合光能、晶澳など著名な中国太陽光発電企業の多くが、「一帯一路」周辺地域にある当地を「走出去(海外進出)」の重要な行き先とみなすようになっている。