オマーンはAIIBの創設時参加国で、ドゥクム経済特区はAIIBの支援を受ける。2017年1月16日、AIIBと特区管理委員会は融資協議を締結、ドゥクム港商業用埠頭建設プロジェクトに2.65億米ドルの融資を提供し、関連施設の建設を進めることを決めた。「オマーンは『一帯一路』の春風を受け、経済の多様化と発展を急速に進める見通しだ」と李志堅氏は語る。
オマーンは、古代シルクロードの重要な貿易の中心だ。「一帯一路」構想はオマーンなど沿線国に広く歓迎されている。オマーンのハサニー情報大臣は「『一帯一路』は経済だけにとどまらず、思想や文化の方面でも、異文化交流と互恵協力を実現することができる」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月21日