第17回上海国際モーターショーが19日に開幕する。AFP通信は「世界の自動車メーカーが今週、中国に集結する。世界最大の自動車市場の激しい競争に直面する業界は、販売減速と潜在的な価格競争の準備を整えている。しかし中国自動車産業が直面しているこれらの問題は、客観的に認識する必要がある。中国は自動車メーカーにとって、依然として金鉱だ。米国の自動車販売台数は昨年、過去最大の1755万台に達した。しかし中国は8年前にこの数字を上回り、世界一の自動車市場になっていた」と伝えた。
フォーブス誌は「中国の奇跡はまだ終わっておらず、第2段階に入った。1980年、人口が世界最多の国は、世界で最も貧しい国の一つだった。30数年後、中国は米国に次ぐ世界2位の経済体になった。中国の昨年のGDPは10兆8000億ドル。中国ほど大規模で、状況が複雑で、歴史が悠久な国が、これほど短期間内に急台頭したことはかつてなかった。中国の過去6年間の平均成長率は6−9%で、中国の奇跡は終わったという声も聞かれた。これは間違いであり、中国は第2段階に入っただけだ。中国政府は安定を維持しながら、発展を目指している。中国経済は製造と輸出の重視から、より成熟した経済発展への注力に転じたと理解できる。現代的成長の4大支柱とされる消費・科学技術・ハイエンド製造・サービス業に取り組むことで、中国は経済成長の奇跡を発展の継続に変える」と論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月22日