米「臨界点」(電子サイト)は23日、「中国が電気自動車革命をけん引か」と題する記事を掲載した。米メディアが25日付けで伝えた。全文は以下のとおり。
自動車産業は今、大きな変化の只中にある。専門家はこの先5年に起きる変化は過去50年の変化よりも大きいと予測する。自動運転とインターネットを使ったタクシーなどの配車予約自動車産業が盛んになる中、変革は利益の追求のみならず、企業の存続にも関わってくる。しかしこうした力技を必要とする新戦略はそう簡単にはうまくいかない。多くの自動車メーカーが電気自動車を生産投入しているものの、消費者の人気は今ひとつ盛り上がっていない。また注目を浴びている自動運転技術にも監督管理の目が光っている。こうした状況下、自動車産業が期待を寄せているのが、新興自動車市場―中国での販売である。
先週のニューヨーク国際モーターショーで、ポルシェのクラウス・ツェルム北米担当責任者は、中国での生産計画を聞かれ「ボリュームという点で中国市場はとても巨大である」と答えた。