C919「10103号機」の機体中部(中央翼を含む)が先月28日、上海飛機製造有限公司の浦東工場でラインオフした。「10102号機」の総組立も急ピッチで進められている。C919のラインオフ後、プロジェクトはシステム集積テスト、静力学テスト、機内テスト、テスト飛行準備などの主軸をめぐり、安定的に推進されている。初飛行の成功を保証するため、C919は118の試験を実施している。これには低速・中速・高速滑走を含む21回の滑走試験が含まれる。
未来の民間航空機、「C」という選択肢が追加
大型機は現代工業の製造技術の真髄を凝縮するため、「現代工業の王冠の宝石」と呼ばれている。現状を見ると、大型機を開発できるのは米国、ロシア、EUのみで、市場における真の競争力を持つのは米ボーイング、仏独などの欧州諸国によるエアバスのみだ。国際大型機市場はこの大手2社に独占されている。