国家大型機重大特別プロジェクト専門家委員会の呉興世委員によると、世界では今後20年間に渡り、大型民間航空機が3万3500機交付される(価値にして5兆ドル)。C919は極めて現代的なフォルムを持ち、業界トップの燃費を誇ることから、世界航空産業で競争力の高い機種の仲間入りを果たす。さらには大手2社に独占されていたジェット機市場の構造を打破する可能性が極めて高い。市民は将来的に民間航空機に搭乗する際、「A」「B」の他に「C」を選べるようになる。
C919は最も主流の航空輸送市場(150席クラス)を着原点とし、完全に世界主流の堪航基準、世界主流の市場運営基準に基づき開発する航空機で、国内外の市場から注目されている。C919は中国国際航空、GEキャピタル・アビエーション・サービスなど国内外23社から570機の注文を受けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月4日