「一帯一路」サミット、協力の新たな道を切り拓き、発展の新絵巻を共に描く

「一帯一路」サミット、協力の新たな道を切り拓き、発展の新絵巻を共に描く。 「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが北京で15日、成功裏に閉幕した。これは「一帯一路」建設をめぐり初めて開かれた世界的なハイレベル会議で、世界の発展の歴史で大きな節目となる。フォーラムには100カ国以上から各界のゲストが参加した。「国際協力の強化、『一帯一路』の共同建設、互恵的発展の実現」というテーマをめぐり、発展戦略の連携、相互接続の推進、文化交流の促進といった議題について意見を交換し、270項目以上の具体的な成果を上げた…

タグ: 一帯一路

発信時間: 2017-05-17 15:44:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

協力の方向性が明確にならなければ、「一帯一路」建設は着実に遠くまで進むことができない。習主席は、「一帯一路」構想とは「平和、繁栄、開放、革新、文明」の道を歩むことだと提起。「一帯一路」建設の方向性を示し、国際協力に向けた行動綱領を提起した。平和を前提に、繁栄を目指し、開放に向かう。革新を原動力とし、文明を内包する。「一帯一路」建設は、開放、包摂、全体利益、均衡、ウィンウインの経済グローバル化を追求し、協力と互恵に基づく国際関係の新たなモデルを作り上げる。視野を広げて文化交流を進め、相互に手本とし、人類の平和的発展に向けて強固な基盤を固める。開放のなかで協力を堅持し、協力のなかで互恵を堅持する。これにより、各国の政策上の意思疎通を進め、インフラの相互接続の効率を高める。貿易をより円滑にし、資金融通を推進、人々の心の交流を一段と進めれば、必ずや発展の新たな原動力が生まれ、発展の新たな空間が拓けるだろう。

協力を実行に移さなければ、「一帯一路」建設の成果は上がらない。道は歩いて出来る、事は行って成し遂げられる。素晴らしい青写真を現実のものにするには、地道な行動が必要だ。インフラの相互接続から、実体経済の協力強化、文化交流の深化まで、重点プロジェクトを中心に、一歩ずつ実行に移し、少しずつ成果を上げていく。そうすれば、各国の経済成長は一段と力強いものとなり、協力基盤はより強固になり、各国の人々により大きな充足感をもたらす。フォーラム期間中に、中国はシルクロード基金に1000億元を追加拠出することを約束した。また、2018年からの中国国際輸入博覧会の開催、民生プロジェクトをめぐり600億元の建設支援――など、一連の実務措置が広く歓迎されている。これらが発展のチャンス共有と、「一帯一路」建設の推進に、自信と力を与える。

人類の歴史は、異なる文化の出会いのなかで発展してきた。「張騫の西域遠征」から「鄭和の西洋下り」まで、シルクロード精神は連綿と受け継がれ、人類発展の長い道のりを照らしてきた。千年の時を経て、再び新たな道へ踏み出す。先達の力強い足取りを追い、初心を忘れず、手を携えて「一帯一路」建設を推し進める。平和、発展、協力、互恵の彼方を目指し、人類運命共同体に向かってまい進する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月17日

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