“都市群”建設は、まさに通勤用鉄道と都市鉄道で支えられる。成都と重慶の都市群を例にとると、都市間に少なくとも2千キロの通勤用鉄道と都市鉄道がなければ、都市群建設は成り立たない。逆にいえば、社会資本が参画する余地は大きなものになる」。
趙堅教授はまた、「都市群の鉄道プロジェクトは不動産投資・開発と関連している。東京では鉄道と駅の1.5キロ半径内に3千万人が居住している。これは鉄道に対する社会資本投資の原動力になる。しかし現在、鉄道体制改革はいくつかの壁が存在する。都市計画と土地管理などで更なる調整が必要だ。鉄道投融資体制改革にはまだ多くの検討余地が残されている」と指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月18日