英BBC放送はこの最近、日本で第2位の自動車メーカーである日産が、中国、アメリカ、欧州市場での販売が良好だったことから、2016年度の純利益は27%増となる6635億円だったと報じた。
日産の年間世界販売数は563万台で、うち中国市場の増加率が最も高く8.4%増だった。アメリカ市場は4.2%増、欧州(ロシアを含まず)市場は7.2%増だった。
ただし為替変動の要因から、今年度の純利益は20%減を見込んでいる。今週早朝に発表された競合相手のトヨタのレポートによると、トヨタは5年ぶりに利潤が減少した。今年の見込みも楽観的なものではなかった。
為替は現在、円高の趨勢にあり、海外からの回流利益が減少している。これが日本の自動車メーカーの利益を圧迫する可能性が高い。
日産は今年度から新しいリーダーが率いる。カルロス・ゴーン氏は最高経営責任者の職を辞したが、会長職にはとどまる。これまで共同最高経営責任者だった西川廣人氏が最高経営責任者を担当する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月20日