羅副総経理が「中国標準を国際空港の場で初めて用いたケース」と豪語するように、すべて中国の関連規格や標準に基づいて設計、建築、検査が行われた。
モルディブのサイード経済開発相が起工式で語ったように、拡張後の空港は大型機の発着が可能になるだけでなく、貨物取扱量も確実に上がり、47億ドルを上回る純収益の確保につながるとみられる。また、拡張事業がもたらす地域の経済発展によって約9000人の雇用を生み出すほか、観光関連産業で約7.5万人の雇用機会を創出すると期待される。
モルディブのヤーミン大統領は同拡張工事を「「21世紀の海のシルクロード」における中国とモルディブ両国のシンボル事業」と位置づけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月22日