中国民用航空局の馮正霖局長は昨日、中国民間航空発展フォーラム2017の席上、「わが国は北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタという3つの世界クラス空港クラスターを構築する」と表明した。
中国民用航空局によると、北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタは現在、3大空港クラスターを初歩的に形成している。統計データによると、3大地域の空港の2016年の旅客乗降者数は延べ4億73000万人で、全国の46.5%を占めた。貨物取扱量は全国の74.7%。
将来的に構築する空港クラスターは、地域内の複数の空港を単純に集合させるのではなく、合理的に分業をする必要がある。大型国際ハブ空港があれば、中型・地域ハブ空港、小型輸送空港、公務クラス空港など規模の異なる空港を持たなければならない。
また空港の位置づけにふさわしい航空会社を招致し、空港と航空会社の発展戦略を連動させる。