世界の株式時価総額が最高に 中国IT企業の存在感高まる

世界の株式時価総額が最高に 中国IT企業の存在感高まる。

タグ: 株式時価総額,IT企業

発信時間: 2017-06-06 13:38:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「日本経済新聞」が6月5日に伝えたところによると、投資資金が近ごろ株式市場に流れている。世界の株式市場の時価総額は5月末に76兆ドルに達し、2年ぶりに過去最高を記録した。米国のアップルやアマゾンなどのIT企業が時価総額を引き上げた。時価総額の上位企業はこれまで資源や銀行などが中心だったが、今回は状況が変わり、ビッグデータやユビキタスネットワークを武器に新市場を構築しているIT企業に資金が集中し、高い株価によりこれらの企業はさらに発展の力をつけ、良好な循環を形成している。

国際取引所連合の統計と代表的な株価指数をもとに推算すると、世界の株式市場の時価総額は5月末に76兆ドルに達し、世界金融危機後のピークである2015年5月の75兆6000万ドルを上回る。

株価を引き上げているのは、インターネットとスマートフォンの技術イノベーションにより成長しているIT企業である。米国のアップルは5月に時価総額が8000億ドルを超える最初の上場企業になり、グーグルの持株会社であるAlphabetとアマゾンも上場以来の最高を次々と更新した。世界の時価総額ランキングの上位には米国のIT企業5社が名を連ねる。

新興経済圏の急成長も目立つ。中国の騰訊控股(テンセント)とアリババグループの時価総額は2017年初めより40%増加し、それぞれ9位と10位につける。時価総額が1000億ドル以上の企業は78社で、うちIT業務を主力とする企業は全体の20%近くを占める13社に達する。

IT企業に投資が集中するのは、ユビキタスネットワークや人工知能(AI)などの技術を利用したビジネスモデルへの期待が高まっているためである。大和証券の洋和シニアストラテジストは、「IT企業がリードする技術イノベーションにより、消費傾向とビジネスモデルが大きく変化し、新技術と新サービスへのニーズはさらに高まるだろう」と分析している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年6月6日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。