6日の『経済参考報』によると、中国財政部・農業部は先日、『農業分野における政府と民間資本の協力を徹底的に推進する実施意見』を発表した。これにより、農業のグリーン成長、農地建設の高度な規格化、現代農業産業パーク、田園複合体、農産品物流と交易プラットフォーム、「インターネット+」の現代農業等6つの重点分野において、民間資本が参画することを指導・奨励する。
「実施意見」は合理的なリスクの分担、合理的な報酬の保障、公平な競争の確保、厳格な債務管理、情報公開の強化、厳格な成績管理の必要性を提起した。
具体的には次のものを含む、「農民専業合作社等の新型農業経営主体がPPPの項目に参与することを奨励する」、「各市場主体が平等に農業PPPプロジェクト協力に参与することを保障する」等である。
政策保障の面では、「実施意見」は明確である。つまり、組織のリーダーの責任を強化し、資金投入方式を合理化し農業公共サービス分野の資金投入メカニズムを模索・創新する。模範・指導的作用を発揮し、金融の支持のルートを広くする。また、中国PPP基金と各地のPPP基金の指導的作用を充分に発揮し、さらに多くの金融機関を牽引し、資金を増強し農業PPPプロジェクトに対する融資の支持を保証する。