商務部が15日に発表したデータによると、2017年1~5月、全国で新たに設立された外資企業は1万2159社で、前年同期比11.9%増だった。実際に使われた外資企業の投資金額は3410.8億元で、前年同期比0.7%減だった。5月単月では、全国で新たに設立された外資企業は2433社で前年同期比5.4%減。実際に使われた外資企業の投資金額は546.7億元で、前年同期比3.7%減だった。
商務部外資司の担当者によると、1~5月の中国のハイテクサービス業の外資誘致は増加を続けている。同産業で実際に使われた外資企業の投資金額は486.4億元で、前年同期比20.5%増だった。そのうち情報サービス、R&Dと設計サービス、ハイテク技術の産業化サービスで実際に使われた外資企業の投資金額は、それぞれ15.9%増、4.8%増、69.3%増だった。
同担当者は、「近いうちに政府は、外資に有利な一連の大きな措置を採るようだ。『外資企業投資産業指導目録』の改訂版の発表、自由貿易試験区の外資分野の先行取り組みの深化、中国進出する外資企業へのさらなるサービスを通じた良好な環境の構築などだ」と明かす。