世界知的所有権機構(WIPO)と米コーネル大学がこのほど発表した「2017世界イノベーション指数」によると、中国は22位と前年より3つ順位を上げた。上位25位のなかでは、唯一の中所得国だった。
専門家は、この成績は中国の目覚ましい経済成長によるものだと指摘。中国が改革を続け、イノベーションを協力に推進しているため、複数の国際機関が中国の将来に対してより楽観的な見通しを示しているという。
中国銀行国際金融研究所の高玉偉・研究員は、「今年に入ってから、国際経済と貿易にはポジティブな改善が見られ、中国の供給側の構造改革の成果が一段と表れている。新たな原動力が力強く成長している」との見方を示した。また、「中国に対する国際機関の見方は分かれているものの、中国経済が安定を保ちつつ改善に向かっているという総基調に変わりはない」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月24日