テンセントは7月4日、最も厳しい中毒防止措置を『王者栄耀』で試験的に開始した。この措置は未成年者の1日のログイン時間を制限するというもの。
北米はESRB(エンターテインメントソフトウェアレイティング委員会)のゲーム等級システムを採用し、3歳以上、6歳以上、10歳以上、13歳以上、17歳以上、18歳以上の6つの等級に分けている。ゲーム等級システムは国が主導して基準を決めても、業界団体が制定してもよい。ゲームを等級分けすれば、保護者はそれに基づいて自分の子供に遊ばせるゲームを選ぶことができる。
ゲームの等級分けだけでなく、未成年者を守るには保護者、ネット環境の配慮も必要になる。しかし、テンセントは最も積極的な行動をとったと言える。ゲームの等級分け、未成年者保護の問題が解決されなければ、『王者栄耀』とテンセントのゲーム事業は危機に陥る可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年7月5日