広東・香港・澳門、経済一体化をめぐる枠組み協定を締結 6つの重点内容

広東・香港・澳門、経済一体化をめぐる枠組み協定を締結 6つの重点内容。

タグ: 中国経済

発信時間: 2017-07-04 17:07:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

粤(広東省)港(香港)澳(澳門・マカオ)大湾区の建設が急ピッチで進んでいる。香港特別行政区の林鄭月娥・行政長官、澳門特別行政区の崔世安・行政長官、中国国家発展改革委員会(発改委)の何立峰・主任、広東省の馬興瑞・省長は先ごろ共同で、『粤港澳大湾区の建設推進協力枠組み協定』を結んだ。中国本土と香港・澳門の交流と協力を深化させ、香港と澳門の国家発展戦略への関与を深めることで、3地域の競争力を向上し、長期の繁栄と安定を保つ。

発改委の林念修・副主任は、「粤港澳大湾区の共同建設による世界レベル都市群構築」フォーラムで、粤港澳大湾区の建設と世界レベル都市群の構築が、新情勢下の「一国二制度」方針を実践、追求するもので、本土経済の協調発展の促進、香港・澳門の長期的な繁栄と安定の維持に対し、重大な現実的意義と大きな歴史的意義を持つと説明した。

林念修・副主任は、大湾区の建設が本土と香港・澳門のさらに密接な交流、協力につながり、香港と澳門に対する発展の新たな動力の注入と新たな余地の開拓で、香港・澳門の国際競争力を高めるとの見解を示した。広東省、香港、澳門の3地域の開放拡大や、世界のイノベーション要素・資源の集結、よりハイレベルな国際経済・技術協力新プラットホームの構築にもつながる。また、粤港澳大湾区の主導作用の発揮、珠江-西江経済ベルト建設の加速、中南・西南地区の放射的な発展の後押し、全国的な区域発展構造の最適化に寄与。新発展理念の実行、供給側構造改革の推進、発展の新動力の育成加速、中国経済のミドルエンド・ハイエンド化の後押しが可能となる。

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