このために協定は、粤港澳3地域が中央政府当局の支えのもと、イノベーション協力システムを整備し、互恵・ウインウインの関係を促進することで、粤港澳大湾区をより活力がある経済区、居住・労働・娯楽がしやすい優良な生活圏、本土と香港・澳門の高度協力モデルとし、国際的な一流湾区と世界レベル都市群を構築することを求めている。
「インフラなどの六大分野が大湾区発展の重点になる」。林念修・副主任は、インフラ相互接続の推進、市場一体化水準の向上、国際科学技術センターの建設、国際競争力を持つ現代産業体系の構築、居住・労働・娯楽がしやすい優良生活圏の共同建設、重大協力プラットフォーム建設の支援に取り組む方針を示した。
林念修・副主任は、大湾区インフラ建設を加速することで、本土と香港・澳門の交通施設の効果的な接続の推進、高効率で便利な現代総合交通輸送体系の構築、世界レベル港湾群と空港群の共同建設、高速道路・鉄道・都市軌道交通ネットワーク分布の最適化、現代貨物輸送物流体系の整備、貨客輸送サービス水準の向上を図る必要があると指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月4日