津上氏は「一帯一路」建設とAIIBの発展について次のように提案した。「『一帯一路』建設プロジェクトは設備などのハードウェア建設を検討すると同時に、人材やアイディアの交流といったソフトウェア建設も増やす必要がある。また5年後、10年後の経済的・社会的効果を考えて、建設過程では絶えず技術、品質、環境基準を向上させることが必要だ。AIIBの発展についていえば、スタートは順調だったが、機関と人材の規模がまだ小さく、世界銀行やADBとの協力をさらに強化してプロジェクトの件数を増やし、資金規模を拡大し、資金の環流などのマクロ的役割を増強する必要がある」。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月11日