中国国家旅遊局とベトナム国家旅遊総局が連合して開催した『美しい中国』旅行プレゼンテーションが先日、ホーチミン市で挙行された。このプレゼンテーションは今年『中国―アセアン観光年』の開幕に際して、中越両国の観光交流協力を促進するためである。
中国の駐ホーチミン市の総領事館総領事代理の周トウ(丹の右にさんずくり)氏は挨拶の中で、「中国経済社会の急速な発展と人民の生活レベルの不断の上昇に従って、観光商品体系も次第に整い、旅行ルートも日増しに発達してきており、中国観光業は新しい黄金期を迎えつつある。中国政府は観光業の発展を重要視しており、一連の観光業発展促進の政策を制定している」
周トウ氏はまた、「現在中越両国は互いに重要な観光客源国となっている。2016年、ベトナムは中国の観光客、のべ269.7万人を受け入れた。ベトナムの全観光客の20%以上となっている。今年の上半期、中国大陸部の観光客はのべ188.7万人に達した。中国はベトナム観光業における最大の観光客源国の地位を保ち続けている。同時に中国にとってもベトナムは観光客源国トップ10に入っている。2016年に中国を訪れたベトナム観光客はのべ317万人に達した。増加率は50%に近い。
プレゼンテーションでは、中越観光業の交流会も行われた。中国10省・市の観光商品紹介など多くの活動が行われた。中国・ベトナム観光業界関係者、メディアなどの各界代表200人近くがこのプレゼンテーションに参加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月12日