7月11日、中国自動車工業協会が発表したデータによると、6月の中国の自動車生産・販売量台数が前月比で増加した。上半期の総合データでは、中国の自動車販売台数は小幅ながら増加し、自動車販売状況は概ね好転したといえる。
6月、中国自動車の生産台数は216.7万台、販売台数は217.2万台で、前期比でそれぞれ3.9%、3.6%増、前年同期比でそれぞれ5.4%、4.5%増加した。上半期、自動車の生産・販売はそれぞれ1352.6万台と1335.4万台であった。前年同期比でそれぞれ4.6%、3.8%増加した。半期の伸び率としては昨年よりそれぞれ1.9ポイント、4.3ポイント低かった。
中国自動車工業協会秘書長補佐の陳士華氏は、「時期的に見れば、6月の自動車販売台数は季節的な原因から一般的に3-5月より伸び率が低いが、今年6月は先月よりやや上昇した。これは昨年の新車の駆け込み販売分は次第に消化され、自動車市場全体が好転したことを意味している。また、上半期の自動車生産・販売台数の増加速度は5%に達しなかったが、当協会の予想の範囲内である」と説明した。