『中国は世界貿易機関(WTO)規則に合致し、世界貿易の発展に有利で、自由で便利な貿易環境を作り出すのに有利な如何なる自由貿易協定にもオープンな姿勢で対処する』。中国商務部報道官の高峰氏は先般、EUと日本の自由貿易協定について、正式な内容の発表後、中国はこれに対して評価を行うと表明した。
これと同時に、中国は中・欧投資協定の交渉を推進する。また条件が整い次第、欧州側と中・欧自由貿易区のフィージビリティースタディを開始する。
7月6日、欧州理事会のトゥスク主席と日本の安倍晋三首相はブリュッセルで定期首脳会談を行い、『欧州・日本経済パートナーシップ協定』交渉が大枠で合意したことを発表した。EU・日本はこれを基礎にして交渉を継続し、技術的な意見の食い違いを解決し、今年末までに最終合意に達し、2019年の早い段階での発効を目指している。