中国人観光客の消費額が大幅減 ネット通販の発達が主因
中国人観光客の消費額が大幅減 ネット通販の発達が主因。
タグ： 消費額,ネット通販
発信時間： 2017-07-15 09:51:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
韓国聯合ニュースが米ブルームバーグの報道を引用して伝えたところによると、中国人観光客の世界のデパートでの消費が減少していることが調査でわかった。2016年の中国人観光客の平均消費額は前年比17%減だった。
経営コンサルティング会社のオリバー・ワイマンが中国人観光客2000人を対象に調査したところ、2016年の中国人観光客の平均消費額は6705元で、前年比17%減少した。一方、宿泊費と旅費は増加し、前年比3.5%増だった。中国人観光客がショッピングにお金を使わなくなったのは、ネット通販の発達により多くの商品がアリババや京東商城などで購入できるようになったためとみられる。また、ネット通販は便利で、1日で届く。
中国人観光客の消費の減少は、日本や米国などの小売業者にもダメージを与えている。日本の免税店ラオックスの2016年の売上高は33％減少し、米メイシーズの店舗数も減少している。オリバー・ワイマンの担当者は、世界の企業が戦略を見直し、観光客の消費を刺激する必要があるとの見解を示した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2017年7月15日
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