日本企業(中国)研究院の陳言執行院長は環球時報に対し12日、「世界中で日本だけがハイブリッドの開発に力を入れている。燃料車と電気自動車の中間に位置する過渡的製品であるハイブリッド車の寿命は20~30年に達すると考えられている。過渡的製品の意味するところは、オイルと電気の2種類のシステムを有していること。決して安くない。そのため中国では冷遇されている」と述べた。
「中国ではハイブリッド車は新エネ車とはみなされていない。日本以外の世界各国も同様の見方をしている。ハイブリッド車の中国での低迷は政策の問題ではなく、市場の選択によるものだ」「電気自動車の鍵となる部品は電池である。現在その基幹技術は日本企業が握っており、中国企業とは差は大きい。中国での電気自動車の発展は日本企業との協力が不可欠であり、また日本が世界一の自動車市場のひとつである中国で勝とうとすれば中国企業との協力が欠かせない」という。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月17日