中国の声『新聞晩高峰』によると、2年足らずでさまざまな色のシェア自転車が中国の多くの都市で見られるようになった。QRコードを読み取る、ロックを解除、ロックする、返却するだけの簡単な操作は庶民の「最後の1キロ」の移動を便利にし、生活に不可欠なものとなった。
中国国内で発展しながら、摩拜単車(Mobike)やOfoをはじめとするシェア自転車は海外市場にも進出した。米国、シンガポール、イギリス、日本などで中国のシェア自転車は世界が知る「スマート・マニュファクチャリング・イン・チャイナ」の新しい名刺となりつつある。
今年3月、摩拜単車がシンガポールに進出し、海外戦略をスタートさせた。4カ月が過ぎたが設置台数は多くない。乱雑な駐輪により没収されることが多いのが原因である。ある市民は、「シェア自転車が少なすぎる。暑くて自転車に乗らない人が多く、公共交通機関が発達しているため自転車を使う必要もない」と話した。また、一部エリアに設置されたOfoの自転車は、地元企業から「単価が低すぎる、公共場所使用料を支払っていない、不正競争、面倒が立て続けに起こっている」と不満を買った。
米サンフランシスコに進出した小藍車(ブルーゴーゴー)も発展を阻止されている。今年初め、サンフランシスコ市政部門は小藍車の李剛CEOに手紙を送り、「公共道路使用権」に繰り返し言及し、運営を許可しない、現有の法律と経営許可が合致していないなどと指摘した。