「第6回動漫北京」が20日に開幕した。統計データによると、北京市の2016年の漫画・アニメ・ゲーム産業の生産高は前年比22.3%増の521億元で、全国の3分の1を占める。
漫画・アニメ産業は近年、15−20%の成長を続けている。インターネット経済の高度発展に伴い、今後数年もオンラインゲーム産業の高度発展がけん引される。今回のイベントは、国産の漫画・アニメ・オンラインゲームが中心となった。国産オリジナル作品は、数・題材・ジャンルなどの面で、量から質への飛躍を実現している。人気小説や映像作品は、優秀な漫画・アニメにアレンジされている。交流、斬新さ、楽しさが重視され、世界的に影響力のある企業と優秀作品が生まれている。今年の「動漫北京」では初となる「漫画・アニメ著作権競売」が開かれ、オリジナル漫画・アニメ9作品が売り出された。
今年の「動漫北京」はさらに、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)デジタル文化産業研究センターを設立し、一帯一路(アフリカ)漫画・アニメ発表プラットフォームを打ち出した。一帯一路イニシアチブは、漫画・アニメ・ガーム産業の活力をさらに引き出し、企業の国際協力への参与、世界産業チェーンへの融合を促し、企業のグローバル拡張に新たなチャンスをもたらす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月24日