林仁俊氏は、最新データをもとに、向こう1年以内に螞蟻金服と騰訊の1日当たり取引総額が、ビザ(Visa)とマスターカード(Mastercard)を上回ると予想した。カギとなるのは、この2社が廉価な支払サービスを提供できることで、その要因は、小規模サプライヤーに簡便な二次元コードリーダーや携帯電話端末の使用を許可し、高価なカードリーダーを不要としているためだ。また、バックオフィスシステムを使ってユーザーのアカウント記録を保存し、銀行と通信する必要の無いことが、コストの引き下げに役立っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月25日