日本企業の十八番は革新か改良か

日本企業の十八番は革新か改良か。

タグ: 日本企業

発信時間: 2017-07-25 18:22:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の政府系機関がアップルの携帯電話を解体してみたところ、部品のほぼ半分は日本メーカーが製造したものだった。部品の価格をみると、アップルの携帯部品で最もよく稼いでいるのは日本メーカーであり、技術面で他国メーカーが取って代わることができないのも日本メーカーだ。だが同機関はまとめの中で非常に感慨深げに、「日本にはこれほど優れた部品メーカーがあり、豊富な携帯電話組立メーカーがあり、世界の消費者に知られたブランドがありながら、最終的に日本製携帯は世界で主流になれず、広大な世界市場を占拠することもできない」と記している。

日本メーカーが革新を行う場合は、完成品の一部の改良にとどまることが多く、完成品設計の理念は欠けているか、日本の設計理念では世界に受け入れられないかどちらかだ。特に21世紀になってから、世界の革新は情報技術(IT)との結びつきが不可欠になった。だが日本企業は「ソフト」方面のサービスで、たとえばツイッター、フェイスブック、検索エンジンなどで出遅れた。IT時代に遅れをとった日本メーカーは、革新能力の点でかなり問題があると考えられている。

今の日本メーカーは部分的改良を行っただけで自己陶酔することが多い。各国共通の人気製品を生み出し、関連製品を世界中に送りだそうという目標や理念は日本メーカーにはない。文化の歴史を振り返ると、日本はこれまでずっと部分的な改良を行う力しかもたなかった。過去には儒教や仏教の教えを自分たちで整理してより詳細な解釈を施し、近代工業社会になると海外の特許の商品化で優れた動きをみせ、技術の誘致に成功した。

     1   2   3    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。