日本の高齢者ケア補助用品の開発も世界を牽引している。陳氏によると、「日本の老人福祉施設は、細部に至るまで人間味のある造りになっている。トイレや通路などは、広々としていて、車いすでも便利に通行できるようになっている」という。平塚橋老人ホームの職員が見せてくれた食事の配送車の棚は、十数個の仕切りがあり、それぞれがおかずの保温ができる部分と、ヨーグルトなどを冷蔵できる部分に分かれていた。また、ハンギングチェアのような車いすは、体の不自由な高齢者が宿舎から浴室に移動する時などに使われ、介護士の負担を大きく軽減するのに一役買っているという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月24日