中国の高速列車「復興号」、時速350キロでの試験運行を開始
中国の高速列車「復興号」、時速350キロでの試験運行を開始。
タグ： 中国高速鉄道
発信時間： 2017-07-28 17:38:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
北京南駅で発射を待つ「復興号」
7月27日、完全自主知的財産権を備えた中国の高速列車「復興号」が試験運行した。午前8時38分、G350727『復興号』が北京南駅を出発、徐々にスピードを上げ始めた。10分後、列車は時速289キロまで上がり、8時50分、時速350キロに達した。
この後、列車は350キロの速度を保ちながら安定して運行を続けた。10時51分、時間通り徐州駅に到着、この間「復興号」の最高時速は352キロにまで達した。
中国鉄道総公司が7月27日発表したところによると、今年9月に、京滬（北京―上海）高速鉄道の新ダイヤの実施後、「復興号」の時速350キロでの運行が正式にスタートする。その時は、京滬高速鉄道全行程の最短運行時間は約4時間半となり、現在の運行時間より約30分短縮される。
「『復興号』の安全性、快適性の目標はともに高い。京滬高速鉄道は設計時速350キロの運行要求を満たした」。中国鉄道総公司の総経理で特別技術顧問、中国工程院院士の何華武氏はこう述べた。
中国鉄道総公司総経理の陸東福氏は、「『復興号』は京滬高速鉄道で時速350キロ運行を実現した、これは党の十八大（中国共産党第十八回全国代表大会）以来、中国高速鉄道事業発展の勝ち得た重要な成果である。中国高速鉄道発展の新しいページが開かれたことを示す。『復興号』は中国規格で、中国独自の知的財産権の高速鉄道である。中国が時速350キロの高速列車を開発できることを実証したのみならず、その安全な運行を実現することができることをも証明した」と指摘した。
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