中国国内の自転車シェア産業は急速に発展している。2017年3月時点で、中国の自転車シェア産業資金調達総額は70億元に達し、30社以上のブランドが熾烈な競争を繰り広げている。
自転車シェア大手の「ofo小黄車」の南楠・副総裁は、自社の業態発展を何の動物に例えるかとの質問に対して、「チベットカモシカ」と答えた。「発展への道を高速で駆け抜け、急速に成長し、迅速に環境に適応できるため」だとしている。
中国のカーシェアリングブランド「EVCARD」の諸敬・副総経理は、自社を「オオカミ」に例えた。ライドシェアリングには巨大な潜在力があるとし、確固たる信念を持っている。
ライドシェア産業の未来について、業界関係者は3つの展望を示した。第1に、政策支援+科学技術の後押しを希望。「政府がライドシェアについて、特に新エネ車のカーシェアリング奨励策を希望する」と指摘。第2に、未来のライドシェアモデルについて。多様なライドサービスをワンストップ方式で提供できるようにすることを希望。最後に、新たな交通体系の形成について。ライドシェアと公共交通を組み合わせた新たな交通体系を構築し、消費者の需要を全面的にカバーすることが望ましいとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月28日