厦門政府も5回続けてアフリカ進出フォーラムを開き、厦門企業による南アフリカ向け投資を積極的に推し進めてきた。厦門国際商会南アフリカ連絡所は昨年、南アフリカ現地企業と共同で、中国・南ア展示貿易センターを設立し、厦門企業を含む中国企業が南アフリカとアフリカで投資する際のワンストップサービスを提供している。
文化や教育などにおいても、厦門は深厚な「BRICSとの縁」がある。今年7月、「音楽の島」の鼓浪嶼(コロンス島)が「世界遺産」に登録され、欧州で人気を博すモスクワ「Laprima」男声四重合唱グループや、約80年の歴史を持つロシア・カレイア交響楽団などの音楽団が鼓浪嶼で開かれた音楽祭に参加し、素晴らしい演奏を披露した。
厦門大学も、BRICSから来る留学生を多く受け入れている。ロシアから来たムーランさんは、BRICS第9回首脳会談のボランティアに申し込んだ。彼女は記者に対し、厦門に来てから日は長くないが、厦門の「海と果物」がとても気に入ったと話す。間もなく開かれる厦門BRICS首脳会議で、厦門の美しさを仲間たちと分かち合いたいという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年8月30日