急成長の中国造船業、高付加価値船にシフト

急成長の中国造船業、高付加価値船にシフト。

タグ:中国造船業

発信時間:2017-08-31 18:10:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界最大のセメントタンカーやアジア最大の最大の半潜水艇の引き渡し、世界最大のコンテナ船の建造、世界最大のLNG燃料の自動車運搬船の建造設計契約が発効などなど――世界最大やアジア最大を謳う船舶の建造や受注が相次ぐ中国造船業に世界の関心が集まっている。

 

 中国社会科学院工業経済研究所の副研究員、胡文龍氏は、「造船業は世界的な不況に見舞われ、需要が冷え込むなか、好業績を上げる中国造船業の存在は非常に珍しい。足元で中日韓の3カ国が世界造船市場を制しているが、中でも 中国造船メーカーは韓国勢や日本勢に競り勝ち、大型受注を獲得するなど、その背景には中国造船業の高い競争力がある」と話す。

 

 急成長を遂げる過程で中国造船業は、低付加価値船から徐々に大型クルーズ船やLNG船、大型コンテナ船といった高付加価値船に軸足を移してきたのだ。

 

 中国船舶工業業界協会は先ごろ発表した『2017年上半期船舶工業経済運営分析』の中で、次のように指摘した。

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