中国・グローバル化シンクタンク客員上席研究員、中国人民大学国際関係学院院長の時殷弘氏は「新型グローバル化は複数の勢力によって切り開き、輝く必要がある。BRICSは一つの全体として、新型グローバル化の開拓者の一人だ。若いBRICSは体制的発展、文化、発展の程度、世界情勢などの壁に直面している。解決が比較的容易な、一定期間内に進展のある分野に着手し、加盟国の意見を十分に聞き取った上で協議することができる。加盟国拡大も、BRICSの柔軟性を高め、より多くの合意をまとめる機会をもたらすだろう」と分析した。
中国・グローバル化シンクタンク客員上席研究員、対外経済貿易大学国際経貿学院教授の崔凡氏は「BRICSは現在のグローバルガバナンス体制の必然的な産物だ。発展途上の大国の連携枠組みのさらなる改善により、さらに多くの声をあげる必要があり、BRICS+は絶対に正しい方向だ。BRICS+は層状枠組みであるべきだ。中心的な大型発展途上国のほか、その他の形式の加盟国とオブザーバーを受け入れる。これにより連携のコストを低く抑え、より強い影響力を持つ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年9月4日