現在、世界各国はサービスアウトソーシング産業の発展を日増しに重視するようになっている。世界的に見ても、同産業の発展の先行きは非常に明るい。2020年までに市場規模は1.65兆~1.8兆米ドルに達する見込みで、うち、オフショアサービスアウトソーシング規模は約4500億米ドルの見込み。米国、欧州、日本など先進国のサービス委託規模は増加し続ける見通しで、新興国からの委託も潜在的需要が表面化しつつある。また、世界のサービスアウトソーシング産業は市場競争が更に激化する見通しで、70以上の国が同業務の受託を戦略の重点としている。
「国際サービスアウトソーシング産業発展の第13次五カ年計画」によると、中国は向こう数年で、サービスアウトソーシング産業の供給側構造改革推進を軸に、同産業の制度整備を進め、イノベーション主導型の発展能力を増強、産業の規模拡大を図る考えだ。また、同産業のバリューチェーンの高度化を急ぎ、オフショア業務とオンショア業務の協調的発展に注力、産業競争力の全面的な向上を目指す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月8日