「復興号」は中国の新たな強力な輸出商品になろうとしている。すでにインドネシアと契約済みであり、首都ジャカルタと第四の都市であるバンドンを結ぶ高速鉄道を建設すると共に、「復興号」を提供する予定だ。同計画は3年以内に完成し、行程時間は現在の3時間から40分に短縮される。タイと中国を結ぶ高速鉄道も建設中である。中国政府はその目を北方にも向けている。中国とロシアを結ぶ6630キロの高速貨物鉄道が正式に完成した。モスクワとカザンを結ぶ高速鉄道プロジェクトも現在交渉中である。
わずか13年で世界最先端に
中国の鉄道技術はどうしてこれほど強くなったのだろうか。記事では、外国企業との長年の合作を理由に挙げる。中国人がそこから多くのことを学んだ。2004年、フランスと日本の鉄道企業が中国市場への参入を許可された。条件は技術譲渡である。13年後の今日、この交換条件によって中国は多くの利を得た。
全体計画の中から具体的プロジェクトを詳細に観察すると、全てのプロジェクトが「新シルクロード」というビッグプロジェクトに服するものであることが見えてくる。ロシアにせよ、インドにせよ、あるいは東南アジアでの鉄道建設にせよ、すべて中国国境からヨーロッパへとつなぐ回廊を作るためにあるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月9日