ワシントンの市民は20日より、中国の便利なシェア自転車サービスを利用できるようになった。シェア自転車ユーザーは携帯アプリをダウンロードすれば、最も近くにある自転車を検索できる。料金は30分1ドル。携帯電話で2次元コードをスキャンすることで決済できる。同サービス大手の摩拜単車はさらに、ワシントンD.C.に初の乗り捨てシェア自転車サービスをもたらした。ユーザーは自転車を路傍に停車するだけで良い。自転車には自動的にロックがかかる。19日付ワシントン・ポストが伝えた。
摩拜は今回、ワシントンに200台を投入。また衛星測位とIoT技術により、すべての自転車の位置と状態を把握し、移動のビッグデータを生む。これは都市計画部門、現地の商店、その他の機関に事業拡大のチャンスをもたらす。
中国のシェア自転車の海外進出の加速に伴い、世界からの注目度も上がっている。このモデルが世界から注目を集めていることについては、新たな証拠が上がっている。国連機関及び世界の有名機関が摩拜と共同で、「ワールドサイクリングデー」を設立したのだ。
2015年創業の摩拜は現在、すでに英国、イタリア、日本など8カ国の180都市以上に進出し、700万台以上のスマートシェア自転車を運営している。世界各地の1億5000万人以上のユーザーに貢献し、毎日2500万回以上のサービスを提供している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月21日