中国商務部の高峰報道官は21日の定例記者会見で、今年1-8月の中国農村部ネット小売について説明した。それによると、2017年1-8月、全国の農村部では、ネット小売額が7290元に達し、前年同期比で38.1%の大幅増となった。これは都市部のネット小売額より5.6ポイント高くなっている。
消費構造から見ると、農村部衣服・靴・帽子、インテリア、家庭用品などのネット小売額は4415億元で、同34.1%増、オンライン旅行、オンライン飲食、生活サービスなどサービス関連のネット小売額は2875億元で、同44.7%増だった。
地域から見ると、中西部地域は2498億元で同51.9%増、伸び率が東部地域を21ポイント上回った。
2014以来、商務部は財政部、国務院貧困扶助弁公庁と共同で、eコマースの農村普及モデルプロジェクトに取り組み、中西部地域、旧革命根拠地・貧困地域を中心にeコマース発展への政策支援を強化してきた。