先ごろ河北省秦皇島市で開かれた「中国全域観光モデル省創設大会」によると、河北省は全域観光(観光業を中心とした地域発展)の計画を整備し、雄安新区を中心とした観光創新発展モデル地区の創設を目指す。
このほど発表された「河北省人民政府の全域観光モデル省創設に関する意見」によると、雄安新区を観光創新発展モデル地区に指定し、観光業の発展と雄安新区全体計画、河北省最大の湖である白洋淀の生態保護計画と連動させる。「都市すなわち観光地、観光すなわち生活」「観光と都市の共存」「都市と風景の統一的発展」という革新的な発展方針を堅持し、白洋淀ツアー、温泉療養、地方特色文化、生態環境などと結び付け、複数の業態が融合した全域観光創新発展モデル地区を創設する。
「意見」によると、河北省は観光業を新旧原動力切換えに向けた重要な成長エンジンとし、国民経済の重要な基幹産業に育成する方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月23日