中国の新世代起業家、世界の称賛と羨望の的に=英メディア

中国の新世代起業家、世界の称賛と羨望の的に=英メディア。

タグ:中国起業家

発信時間:2017-09-26 15:35:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 英エコノミストによると、中国の多くの前途有望な起業家がこのほど深セン市蛇口に集結し、シリコンバレー発のIT系サイトTechCrunch(テッククランチ)の会議に参加した。しかし中国のインターネット大手3社、百度(バイドゥ)、阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)は、滴滴出行(米ウーバーを中国から撤退させたタクシー配車・ライドシェアサービス企業)とofo(グローバル化を目指す自転車シェアサービス企業)など、スタートアップ企業の前で精彩を欠いた。


 これらのスタートアップ企業は、中国で続々と生まれているイノベーション型の若い企業の一部だ。数年前、「中国式のイノベーション」は「模倣とニセモノ」を意味したが、現在のイノベーションの原動力は、大胆で才能がありグローバルな考え方を持つ新世代の起業家から生まれている。これらの企業にはベンチャーキャピタルから巨額の資金が集まっている。2014年から2016年にかけて、約770億米ドルの資金が中国企業に集まったが、その金額は2011年~13年の120億米ドルを大きく上回る。昨年、中国はフィンテック(FinTech)投資で世界一となり、他の分野でも世界トップの米国に迫りつつある。


 直近の評価によると、中国のユニコーン企業(企業としての評価額が10億ドル以上のスタートアップ企業)89社の評価額は合計で3500億米ドルを上回り、米国の合計額に迫っている。資産10億米ドル以上の富豪は中国で609人いるが、米国では552人にとどまる。


 中国では政府によるスタートアップ企業の支援を背景に、交通などの分野でイノベーションが加速した。会計事務所KPMG・ChinaのDavid・Frey氏はこれについて、中国の電気自動車登録数と充電設備数が米国を上回る要因の1つだと指摘した。

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