ロシアの通信社スプートニクの25日の報道によると、ベラルーシ体育・観光省副大臣、ミハィル・ボルタヌィ氏は25日、ミンスクで行われた記者会見で、ベラルーシは中国公民のビザなし渡航を認め、最長滞在期間を30日間にすると発表した。
ボルタヌィ氏は、2016年、中国人の海外旅行者数が延べ1億2000万人に達したことを挙げ、「中国人は旅行を愛する民族である。中国公民のビザなし渡航の滞在期間延長は、ベラルーシの観光業の発展に大きく寄与する」と期待を述べた。
また、ベラルーシと中国は2018年を両国間の『観光年』プロジェクトを立ち上げており、両国政府首脳は観光促進をめぐりあらたな協定に調印する見込みだという。
現在、ベラルーシは中国人に対して、条件付きビザなし渡航を実行している。今回の措置で、公務パスポートを所持する中国公民はビザなしでベラルーシに入出国でき、乗り換えもできる。30日以内で、ベラルーシの短期滞在も可能となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月27日