無人スーパー、ハイテクで経営をサポート

無人スーパー、ハイテクで経営をサポート。

タグ:無人スーパー ハイテク

発信時間:2017-09-28 14:36:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2017年9月6日、成都市の大悦城広場に位置する、同市初の無人スーパー。

 

 杭州市の無人スーパー「淘カフェ」、店を出ると同時に決済。

 

 アリババグループが先ほど、無人スーパー「淘カフェ」を杭州市で設置したが、その他の都市でも無人スーパーが次々と設置されている。2017年は中国の「無人小売元年」と呼ばれている。それでは無人スーパーは、どのような技術に支えられているのだろうか。

 

 淘カフェも「Amazon Go」も、無人小売店は一つの無人店舗ソリューションプランで、自主感知・学習システム、目標追跡・分析システム、意図判断・取引システムを一体化させたIoT技術や、顔認証、RFIDタグ、360度無死角の監視、消費行為のビッグデータ収集・分析などの技術を利用している。利用客が店内に入り出ていくまでのすべての動きがデジタル化され、記録される。

 

 淘カフェの店内では、生物的特徴に基づく自主感知・学習システムが使用されている。このシステムにより開放的な空間内で消費者の身分を認証し、その生物的特徴とタオバオのIDを結びつけることができる。消費者がわざわざカメラの方を向く必要はなく、システムが生物的特徴により正確にその人を認識する。利用客が商品を選び、外に出ようとドアを通過すると、センサーが商品コードを自動的にスキャンし、金額を計算する。また同じく顔認証により本人であることを確認すると、支付宝(アリペイ)の口座から料金を差し引く。この全過程が数秒で終わる。

 

 RFIDタグは無線周波識別技術を利用する。無人スーパー内のすべての商品にRFIDタグをつけ、視覚センサーや圧力センサーなどの技術を利用し、周波数により目標を自動認識し、関連データを入手する。さらに非接触型の自動認識により、商品の販売を完了する。

 

 動画監視スマート感知技術は、店内の安全を保障するだけではない。経営者は利用客の消費行為を記録し、消費データと結びつけることで商品を推薦できる。

 

 このような100%デジタル化された小売体験において、会員、マーケティング、サプライチェーンが一本化される。店は非常に鮮明なユーザー画像を入手できる。どの棚の前で最も長く立ち止まったか、毎日どの時間帯にどの商品が最も売れるか、手に取った後に戻されやすい商品はどれか。これらのビッグデータと技術の結びつけにより、店はより合理的かつ正確に商品と棚の管理を行い、消費者により高品質なサービスを届けることができる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月28日


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