中国電子信息産業発展研究院の統計によると、中国のバーチャルリアリティ(VR)設備出荷台数は2020年に820万台に達し、市場規模は550億元を上回る見通しだ。VR関連技術、アプリは世界先端水準に達する見込みだ。
ソフト・ハードウエアの技術開発が進むのに伴い、VR製品は性能が向上する一方で値下がりし、人々の生活に入り込んでいる。中国電子信息産業発展研究院、中国バーチャルリアリティ業界連合(IVRA)などの機関が26日に北京で開催した中国バーチャルリアリティ創新創業コンクールの開会式で、中国工程院の趙沁平氏は、「VR産業は急成長期を迎えており、巨大な市場とイノベーション体系を持つ中国は、この分野で世界の中心になると期待できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月29日