中国のGDP成長率は年平均7.2%で、世界平均の2.5%と発展途上国の4%を上回る。CPI上昇率は年平均2.0%と、年間の調整目標より低い。都市部新規就業者数は4年連続で1300万人以上を維持し、大都市31カ所の失業率は5%前後で安定している。こうしたデータは、中国が2013年から2016年に上げた輝かしい実績を示す。
中国共産党第18回全国代表大会(十八大)の開催後、習近平総書記を中心とする党中央は、経済発展の新常態に適応し、それをリードして、全面的な改革深化とイノベーション主導型発展の方針を貫き、経済発展方式の転換と経済構造の調整を加速することで、中国経済の安定的で健全な発展を保っている。
国民経済が安定運営を保つと同時に、中国は供給側構造改革をベースに、経済発展方式の転換、経済構造の最適化、持続的な経済発展の新たな原動力の結集を進め、経済運営の質を絶え間なく向上させることで、経済発展のミドル・ハイエンド化を進めている。