現在、外国は中国経済発展の先行きを十分に信頼しており、国際機関は相次いで中国経済の予想成長率を引き上げた。国の実状をみると、中国経済発展の長期的に上向きなファンダメンタルズに変化はなく、経済の強靭性、十分な潜在力、大きな融通の余地がある基本的な特徴に変わりはない。持続的な成長を支える基盤と条件も変化せず、経済構造調整の最適化が前進する流れも変わっていない。
これらを踏まえ、中国は革新、調和、グリーン、開放、共有の発展理念のもと、自信を持ちながら主体的に中国経済発展の新常態に適応し、新常態を把握してリードする必要がある。また、安定成長、改革促進、構造調整、民生向上、リスク防止の取り組みを統一的に進め、政策の連続性と安定性の維持、供給側構造改革の着実な推進を図り、改革深化の安定期待、政策連続への強い信頼感、イノベーション主導型成長の活力を用いて、中国経済を世界経済成長の「安定化装置」にしなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月16日