ノーベル経済学賞受賞者、中国のグローバル化への姿勢を高く評価

ノーベル経済学賞受賞者、中国のグローバル化への姿勢を高く評価。

タグ:中国グローバル

発信時間:2017-10-16 20:12:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授は、8日にニューヨークで開かれた中国旅美科技協会(The Chinese Association for Science and Technology, USA、CAST-USA)第25回年次総会で、「世界経済はすでにグローバリゼーションの分業と配置の段階に入った。反グローバリゼーションは既存のサプライチェーンを分断し、そのコストを押し上げ、利益より損失の方が大きくなる。そのため、グローバリゼーションの流れを反転させることは困難だ」と述べた。


 スティグリッツ氏は、「米国が貿易保護主義に傾き、グローバル貿易の規則に戦いを挑もうとする一方で、中国は経済貿易のグローバル化を力強く支持している。特に、中国の指導者のダボス会議での声明は非常に印象的だった」との見方を示した。


 スティグリッツ氏の言うとおり、グローバル化に反対し、既存の世界のサプライチェーンを分断すれば、世界経済全体の運営コストは大幅に上昇し、多くの製品価格が高騰することになる。このような状況は生産者にとっても消費者にとっても災難だ。製品価格が上昇する中で、貨幣の発行増を余儀なくされれば、世界経済全体を混乱に陥れるようなハイパーインフレを招くだろう。

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